4ゴム紐の押し売り(仮)・歌詞のみ

ゴム紐の押し売り お母さんが困ってる
私はひとりで 近くで遊んでる

押し売りのおじさんの 気の毒な身の上話
ゴム紐みたいに 長くて疲れるね
私が泣いたら お話は終わるかな
時間はゴムのように 伸びて、伸びて、長ーく伸びて

とうとう買わされた ゴム紐の使い道
今はまだないから 伸ばして遊んじゃえ
ゴム紐といえども 出費は痛いね
パンツのゴムなんて そんなに切れないね
ゴム紐を伸ばして 切れたら痛いかな
どこまで伸びるか
ひっぱって ひっぱって ひっぱって ひっぱって
・・・・

パチン




<解説> 
昭和3,40年ごろ、ゴム紐の押し売りというものが悪質な訪問販売として有名だったらしい。らしいというのは、わたしはうわさに聞いただけで、見たことがないからである。ゴム紐というのは、パンツやらなにやらの替えに使うゴムらしい。現在は安価で買えるものなので、そんなのものを押し売りして利益が出るかもよくわからない。そもそも、パンツのゴムなんてそんなに替えるものではないし、パンツのゴム紐を一生懸命押し売りしていると考えるだけで滑稽である。
この曲は、ある日ギターをいたずら弾きしているときにそのゴム紐の押し売りのことをふと思い出し、ギターでそれを表現しようと苦心したことから作り始めたものである。そんなわけで、もちろん歌詞だけではなく曲もあるのだが、ゴム紐を表現しようとした技術の数々を盛り込もうとしすぎて、まだ満足な演奏ができない。完成した暁には変わった技術の練習と実践を同時にできる、画期的な曲になる…といいなあ。