夢の中の札幌

今朝は札幌競馬場の夢を見て目が覚めた。昨日札幌のことをTwitterで呟いたせいかもしれない。変な夢なのでメモしたのでまたここに残しておく。


札幌にはライラックを見に…ではなくレアなCDを買いに行くために行ったようだ。その前に夢の中でもレアなCDについてのやりとりもあったはずなのだが詳細は忘れてしまった。確かケースと中身が違っていたような。


本来の用事の前に昼まで時間があるために競馬場に行ったらしい。私は本物の札幌競馬場に行ったことがあるが、夢の中のそれは現実とは似ても似つかないものだった。

最初は前方の席に座っていたのだが席取りをしていなかったので席を立ったら席が埋まってしまった。仕方なく競馬場内の店に行ったら何か音楽のイベントをやっていたがイベントが終わったら店内の人は全員追い出されてしまった。


どこに行こうかと彷徨っていたら暗いスロープがある裏口からいつのまにか出てしまって再入場は不可だった。係員のおばさんが後ろからしつこく何か呼びかけてきたのだが怖いので振り向かずに出て行った。

 

これからどうしようかと競馬場沿いに歩いて行くと、住宅地やお寺の横を通り抜けてやがて競馬場の裏の壁沿いから場内が見えるスポットについた。見ている人が何人かいたので私も見ることにした。そこでは競馬ではなくゆるキャラなどが何故か大勢並んで体操しており、中には何と馬もいた!体操している馬もいたけど、一番端っこの方には白い馬が何頭か横になるなどして体操には参加せず寛いでいるのだった(サボっている?)

 

このあたりで目が覚めた。

現実の札幌にはしばらく行けないと思うけど、夢だとすぐ行けることがわかった(だいぶ現実とは違うけど)。馬が出てきたのは久しぶりに乗馬に行く前日で馬のことが頭にあったからだと思うけど、寝る前に札幌+馬のことを考えると札幌競馬場になるんだなと変なところで納得した。せっかく夢で札幌に行ったのに前日にTwitterで呟いたライラックの花は見れなかった。でも考えたら札幌競馬場で競馬を開催するのは8月とかだからたぶんライラックの時期ではない。

夢の中の夢

変な夢を見た。夢の中に夢が出てくる、そしてそれを人に話すという夢である。

内容を忘れたくなくてメモにしたのでここに残しておく。

某バンドは実在のバンドであり、出てくる曲も全て実在しているがこれは全てフィクションであり部分的に読んだ人に誤解を与えるといけないので実名は書かない。

 


<ここから夢>

某バンドがメジャーだったときに所属していた事務所が悪徳で、社長が会社の資金で自宅に豪華なスタジオを作るが私物化していた。社長は自分の誕生日を祝うためにフェスを開きそのバンドにも演奏させ、曲目も指定される(ダンス)が全く別の曲(小屋)を演奏し、間奏で今までの仕打ちを暴露する…という夢を見る。

某バンドが解散した後、メンバーだったk氏と話す機会があり、夢の話をしてこのようなことが本当にあったのか尋ねるも「なかったよーん」と軽く否定される。また、他のメンバーt氏のライブを見に行くと、何かのフェスのようなところで大人数の若者と演奏しており、なぜかt氏はピアノを演奏して(彼はピアノをライブで演奏することは実際には無い)それがまあ微妙な出来で、しかも、バンドの他のメンバーの曲(サーカス)をカバーしているのだが、微妙なピアノと相まって彼の良さが出る選曲ではない。私としては本来の楽器で自分の曲を演奏したほうがいいのに…と思う。ついには自分で歌うのではなく一緒に演奏していた若者たちが1人1曲ずつパフォーマンスを始めるが彼らはt氏と政治的信条の近い若者の集団で音楽好きの素人であると思われ、これも出来は微妙である。t氏はプロ意識が高く自分のステージで通常ならそんなことをすることはないと思うので、私は理解に苦しむ。左側に同行者がいたのでその微妙な気持ちを共有しようとするのだが、右に知人ではない若い女性がいて、その人はこのパフォーマンスに好意的な様子であり、さらに私とそういう気持ちを共有したそうなので私は本当の感想を口にすることができない。この女性は関係者が20人くらい死んだサイコパスと過去に関わったことがあって心を病んでいるというよくわからない情報があってあまり邪険にできないらしい。さあどうする⁈

</ここまで夢>

 

まあめちゃくちゃである。t氏は実際には素晴らしいミュージシャンであり落ち度はないのに夢の中でひどい扱いをしてしまった。ちなみに曲名も私だけにわかるように書いているから実名ではない。

昭和の価値観

ユニコーンの「ヒゲとボイン」という曲を久しぶりに聞いたら違和感を覚えて頭の中でループ再生が始まってしまった(私の頭の中にはしょっちゅう意図しない音楽が流れている)。面白い曲だが、歌詞の中でヒゲとボインは地位と女の象徴でもあり、ボインの同僚女性やヒゲの社長が潔いまでに類型的に描写されていて、同僚女性をボインとか言っちゃう価値観はセクハラに厳しくなかった昭和そのものであり(リリースは91年なので平成だけど)フェミニズム的に今ならあまり共感を得られなかったかもしれない。というかユニコーンは当時は若い売れっ子バンドだったのにどうしてサラリーマン哀歌みたいな曲(他にも何曲もあるし人気がある)をよく出していたんだろう。その背景はよく知らない。

プロファイリングしたら面白かった。

・時代はバブル期

・主人公はおそらく25歳前後

・ボインも同年代(言葉遣いから、主人公と大して歳は変わらない)

・社長は一回り年上の30代(「社長は若いくせしてヒゲなんか生やしちゃって」と描写されるが、「君を見てると昔の僕を見るようだ」とセリフがある)


今の価値観だと少し若い気がするが、昭和の価値観では人は今より老けるのが早かったからこのくらいの年齢なのではないか。従業員がそんなにたくさんいないお洒落な感じのベンチャー企業だと思うけど、当時のことはよく知らないので業種は不明。現代のイメージだとITとかかなあ。社長は「アメリカ帰りで独身」だそうなので、部下の女性とでも意気投合すれば交際は問題なく、そこまで年も離れていないので胸しか見てなさそうな主人公と交際するよりはよさそうである。そのあたりで勝ち目がなさそうなのが明らかにわかるのがこの歌詞の愛嬌と思われる。社長が既婚とかだともっと泥沼なんだけど(そういうのも現実社会ではありそう…)。


社長みたいに成功してヒゲを生やせばモテるとは限らないけど、この主人公の価値観を考えると10年くらいは「女にうつつを抜かすを抜かすと私のようになれないよ」との社長のアドバイスどおり頑張って仕事して、偉くなって女性にモテるようになればヒゲとボイン(地位と女)両方得られるかもしれないけど、今すぐモテたい、何か納得いかない。そんなことなんだろう。

でも女性のことを胸しか見てないんじゃ、偉くなってもモテない、もしくはお金目当ての人しか来ないのでは。で、今すぐモテるにはお金はなくとも「あなたはどうせ仕事でしょ」と言われないように仕事をほどほどにして女性にマメになればいいのかな。そんなんでモテるのだろうか。そもそもバブルは崩壊したし、今のようにとんでもない要因で不況になることもあるので、仕事を頑張ってもどうなるかはわからない。そう考えると「男にはつらくて長い2つの道が」「永遠の深いテーマ」と描写されるヒゲとボイン(地位と女)、そもそもこの主人公の妄想であり両方が道でも何でもなくただのまぼろしなのだとわかる。何だかしんみりする。


読んでわかるとは思うけど一応書いておくと、この文章は頭の中のループ再生を止めるために私の妄想をまとめたもので、ユニコーンは素晴らしいバンドです。(「ジゴロ」という曲が一番好き)。あと同名漫画はアルバムのジャケットにはなっているけどあまり歌詞と関係なさそうなので言及せず。掲載雑誌を親が昔よく買ってたけど子供には黄桜の絵の人だということ以外はピンとこなかった。

乗り物の夢

こないだ見た夢。この日は朝起きたら乗馬に行く予定だったので、寝る前からずっと気になっていた。
<ここから夢>
私は気がつくと普段あまり利用しない某電車の駅にいた。構内に踏切のあり、土手があり、現実より自然が豊かな駅だった。これから乗馬に行かないといけないのになんでこんなところにいるのか。でもそこの路線の某駅からも乗馬施設に歩いていけなくもないので、電車で行くことにして電車が来るのを待った。すると折り返し始発の2両ほどのかわいい電車が来て、見かけない小さな電車だと思ったら最近新しく出来た支線に行くという。乗馬施設の最寄駅の方面に行くというので乗ると、線路はショッピングモールの方に入っていく。そして、なんと電車ごとショッピングモールの上の階にエスカレーター添いに登っていく。新しく出来たショッピングモールで、名前はコロナモール。新型コロナウイルスが問題になるご時世に間が悪い名前だが、以前から決まっていた名前なので仕方ないということだ。この電車はショッピングモールの目玉で、本来ならもっと子供連れなどで混み合う見込みだったらしいが、このご時世で人はまばら。気の毒である。しかし、私は8時半までに乗馬施設につかないといけないので、興味深いけど途中で降りないといけないと思い始める…

</ここまで夢>

この支線とコロナモールはもちろん実在していない。これは自分の頭の中にあった話なんだろうけど、この期に及んで乗馬に行く予定のことを気にしている自分がいじらしい。目が覚めて普通に乗馬に行けるので心からほっとした。

人に話すと、私の乗り物の夢は特におかしいらしい。ほかにも①地面から数センチ浮いて横たわった状態の人を漕いで街を進んだり②バランスボールに乗ってバイアスロンのレースに出たり③どう考えても仕組み的にへんな吊り下げ式のモノレールを目撃したりしている。

お触り

生き物にとってはたまったものではないと思うけど、動物園や水族館のおさわりコーナーは割と好きなのである。
哺乳類(ウサギ・モルモットなど)でいかにも触ってくださいというコーナーは子供が群がっていることが多くて行かないが、穴場なのが水族館。監視もわりときっちりしているところがよい。
 
美ら海水族館はとてもよかった。
ヒトデに触れた。全体的に硬かった。
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知らない人もチャレンジしていた
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青いヒトデも意外と硬かった。表面はざらざら。
左と右で色が違うけど、表と裏である。
ヒトデを裏返してみるととても楽しい。

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そして、気になっていたけど、おそるおそる最後に触って、最高だったのがナマコ。
水中で軽く持ったら、ちょっと嫌そうに「くにゃっ」と動いたのである。
その控えめな動きがなんともいえず健気で、ナマコにとても好感を持った。ごめんね。
なまこはぬるぬるしてやわらかかった。

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惜しまれたのは、カワテブクロ何某という名前のヒトデが水槽のどこかにいたらしいのだが、手の届く範囲にはいなかったので、本当にカワテブクロの手触りなのか、かなり気になった。
 
 
うにを触ったらとげが動いた。
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私はガンガゼは嫌いだがうには好き。(ガンガゼもいたけど、有毒なのでもちろん触れない)
 
ちなみに、ガンガゼが嫌いなのはダイビングやシュノーケル(最近まったく行かない)などの際に海底に見えると、近くにいなくても踏んだらどうしようとプレッシャーを感じてしまうためである。毒といっても命に関わりはないが、踏んだりするとすごく痛いらしい。とげに毒があるけど、捌けばうにに似て、食べるとおいしいといううわさも聞いた。本当かしら。
 
貝は、触っても何も起こらなかった。
あと、ヤドカリだったか、触ろうとするとするりと逃げる(説明にも書いてあって、そのとおりだった)のがいて、悔しいので写真を撮らなかった。
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魅惑の(?)エイと鮫を触れるコーナーもあった。
小型で、触っても危険じゃない種類のものが泳いでいる。
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私が行ったときは時間外(体験の時間が区切られていて、魚たちも監視の人も休める)だったため、触らず。
それに、実はすでに数年前に同じ葛西で似たラインナップの魚に触ったことがあり、触ったらどんな感じかすでに知っていたのである。
エイはツルツル、鮫は鮫肌。
その時は小学生がたくさんいて、遠慮なく触られまくってやけくそで水面に顔を出してアピールしはじめる鮫がいたりしてとてもカオスな時を過ごした。
実はこの後30分くらいしておさわりタイムが始まったときにも近くにいたのだが、この日も小学生(たぶん遠足)が順番待ちで並んでいるのを見たため、悪い予感がして並ばなかったのである。
水族館の魚になるのも大変だと思う。

上野動物園

ぐるっとパス残り2日。念願の上野動物園へ。
午後2時くらい。ものすごく暑かった。
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暑い中で見た幻かもしれないが、アリクイを見ていたら飼育員さんが建物の外から数人連なってやってきて、その中の一人が1匹のアリクイを両腕に抱えて持ってきた。アリクイを持っていた飼育員さんは普通に作業着姿の丸腰の女性であり、装備といえば軍手だけだったのでびっくりした。そして、展示スペースにアリクイを放すと、また去っていった。これがそのアリクイの写真である。他のアリクイは寝ていたのですぐわかった。
アリクイはどうして白昼堂々とそんな大胆な方法で運ばれることになったのか、アリクイって意外と大人しいんだ、などいろいろと考えてしまった。
 
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アリクイの近くにダイソンっぽい扇風機があった。
近くを外国人の女の子が数人通って「ダイソン!」と言って喜んでいた。国は違ってもこれを見るとダイソンと思うことがわかった。
 
 
上野に行くのはたぶん2010年以来で、たしかその時はパンダ舎にレッサーパンダしかいなかった。(レッサーパンダは普通に2本足で立ったりして、とても可愛かった)新しいパンダには初対面である。
 
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2匹ともよく見えたが微動だにせず寝ていた。シンシンのほうがやや大胆な寝相。
 
私は暑さでばてていたが、大好きなキバタンは元気だった。
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あと、すごいとおもったのは、山鳥は日陰があるのにわざわざ日向にいることが多くて、どうなっているんだろう。日光浴なのかな。
 
これは寒いところの鳥。
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フィンランドライチョウ。暑いところが苦手な鳥のはずなので、たぶん冷房がガンガンに効いているはずで、元気そうだった。うらやましい。
 
1時間くらい回って、あまりの暑さに西園は見れずにリタイア。5年振りなのに無念である。また来よう。
 
それで、近いのでそのまま浅草に行った。
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この日、浅草寺には外国人と高齢者がもっのすっごく多かった。
 
ぐるっとパス浅草寺横のアミューズミュージアムというところ、行ったことないので行ってみた。
布と浮世絵の美術館ということだけれど、浮世絵は通路の階段の横に展示されている(たぶんレプリカ)のと、ビデオが見られるだけなんだけど、ボロ布の展示はすごかった。迫力が。実際に昔使われていたボロ布を収集したもので、なんと展示に触っても、撮影してもok。なんだかおしゃれだし、念がこもってるし。田中忠三郎さん(このボロ布の収集をした人)の解説の文が興味深かったので、本まで買って帰ってしまった。
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あと、昔作られた犬の毛皮のコートとか(うわあ)
一部の田舎で昔はこういうことがあったらしい。肉は食用とか。確かに戦時中に犬が収用されたとか、赤犬はおいしいらしいとかいう話はお年寄りから聞いたことがあるので、ないことではないとは思う。このコート、手触りが良かったので複雑な気持ちになった。
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不思議な美術館で、全部見終わると屋上で、浅草の景色が見られた。
どんなところかよくわからず行ってみたけれど味わい深い体験ができた。
 
味わいといえば、上野の「のもの」でペリカンのパンが買えた!
すごいパンだとうわさに聞いていて一度食べてみたかったのだけれど、いつも17時ごろとか行くと売り切れで、今回は15時ごろに行けたおかげで初めて買えた!!
ものすごい濃密なパンで、いいにおいで、別次元のパンだった。
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値段もそれなりにするけど、1パック500円くらいだからバカ高いわけではなく、食べると納得の値段なのでまたいい時間に通りかかったら買おうと思う。