お触り
生き物にとってはたまったものではないと思うけど、動物園や水族館のおさわりコーナーは割と好きなのである。
哺乳類(ウサギ・モルモットなど)でいかにも触ってくださいというコーナーは子供が群がっていることが多くて行かないが、穴場なのが水族館。監視もわりときっちりしているところがよい。
美ら海水族館はとてもよかった。
ヒトデに触れた。全体的に硬かった。
知らない人もチャレンジしていた
青いヒトデも意外と硬かった。表面はざらざら。
左と右で色が違うけど、表と裏である。
ヒトデを裏返してみるととても楽しい。
そして、気になっていたけど、おそるおそる最後に触って、最高だったのがナマコ。
水中で軽く持ったら、ちょっと嫌そうに「くにゃっ」と動いたのである。
その控えめな動きがなんともいえず健気で、ナマコにとても好感を持った。ごめんね。
なまこはぬるぬるしてやわらかかった。
惜しまれたのは、カワテブクロ何某という名前のヒトデが水槽のどこかにいたらしいのだが、手の届く範囲にはいなかったので、本当にカワテブクロの手触りなのか、かなり気になった。
次は葛西臨海水族園。
うにを触ったらとげが動いた。
貝は、触っても何も起こらなかった。
あと、ヤドカリだったか、触ろうとするとするりと逃げる(説明にも書いてあって、そのとおりだった)のがいて、悔しいので写真を撮らなかった。
魅惑の(?)エイと鮫を触れるコーナーもあった。
小型で、触っても危険じゃない種類のものが泳いでいる。
私が行ったときは時間外(体験の時間が区切られていて、魚たちも監視の人も休める)だったため、触らず。
それに、実はすでに数年前に同じ葛西で似たラインナップの魚に触ったことがあり、触ったらどんな感じかすでに知っていたのである。
エイはツルツル、鮫は鮫肌。
その時は小学生がたくさんいて、遠慮なく触られまくってやけくそで水面に顔を出してアピールしはじめる鮫がいたりしてとてもカオスな時を過ごした。
実はこの後30分くらいしておさわりタイムが始まったときにも近くにいたのだが、この日も小学生(たぶん遠足)が順番待ちで並んでいるのを見たため、悪い予感がして並ばなかったのである。
水族館の魚になるのも大変だと思う。