井の頭自然文化園

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とても珍しく仕事が午後からだったので、仕事前に行ってきた。
ぐるっとパスを5月半ばから使用中で、7月半ばで使用期限が終わるのにぜんぜん回っていなかったので、その消化のためである。動物園好きとしては、遠い多摩動物園は行けるか微妙だが、他の動物園はなんとか行かないといけない。
この動物園一有名な、ゾウのはな子さん(日本最高齢のゾウ)はご機嫌そうにゆらゆら揺れていた。展示がわかりやすくなっていて、昔は「2度の不幸な事故」としか書かれていないで逆に気になった(その時は後で家に帰ってから調べた)来歴も年表でもうすこし具体的に説明されていた。

今はカモのヒナのかわいいシーズンで、園内の池でカモの親子連れを見かけたが、警戒されてしまいハッキリした写真は撮れず。警戒されるのも当然で
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何かの調査でダイバーが池に潜り中だった。
私はダイバーの資格を以前取ったことがあり、申し訳程度に海に潜ったが、この池には潜りたくないことだけは断言できる。おそらく視界不良なのでもぐっても美しい光景は見られない。しかも、水はあまりきれいではなく口に入ったらすごくショック。係の人は偉い!
ある意味カモのヒナより珍しいものを見れた。

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6月らしくアジサイも綺麗だった。

平日午前の動物園は、お年寄りと幼児連れ、さらに子供の遠足が大半だった。私みたいな暇そうな人(現役世代で子供の教育目的でもない)は少ししかいない。
あまりゆっくりもできないので、私の知る動物園の見せ場、コールダック、フェネックギツネ、リス舎、ヒトあたりをサーっと見て退園。そうだ、タンチョウを見忘れた!(以前いた高齢のタンチョウは死んでしまい、今は新入りのタンチョウのペアがいるらしい。すっかり忘れていた)
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とてもベタだけど他ではあまり見ないヒトのオリ

この後、北口の元デパートの建物内の吉祥寺美術館(小さい美術館で、ここもぐるっとパスで入れる)の写真展と版画も大急ぎで見て、午後からの仕事へ。私は動物園は普段じっくり見る派で時間がかかってしょうがないけど、午後からの仕事(だるい)に行く勢いがついたのでこうやって空き時間にささっと見るのもたまにはいいものだと思った。

はてなスターを非表示にしました

はてなキーワードのリンクについてこの前は散々なことを書いたが、もう1つ同じくらい苦手で嫌いな機能があった。
はてなスターである。
でもこれは非表示にできたのである。その喜びをこめて記事を書いておく。

このはてなスターはブログを読んだ人が「読んだよ」とか「いいね」の意味で押してくれるらしい。しかし、せっかく押してもらっても私は今のところはてなユーザー同士の交流を希望していない。記事を読んでもらったとしたらありがたいが、読まずにスパム的に無差別で押しているユーザーも多いらしく、スターを押したユーザーのリンクが記事の下に勝手に表示されるのは相手が選べないことなので正直迷惑である。どうしてもリンクしたかったら自分からリンクするし、同じはてなというだけでジャンルの関係ないブログをリンクしても無意味だと思うからである。
私はお返し訪問などしないでとりあえずは完全に無視していたが、最初からお互いのために無益だし、スターを押されるたび困惑していたのでそのようなものは排除したいと思っていた。

公式のヘルプにははてなスターを利用しない方法が詳しく書いていなかったため(はてなスターの使い方やメリットしか書いていなかった。よくないことだと思う)、散々検索した結果、非表示にできるらしいということはわかった。しかし、私のPCではどうしても非表示にするボタンが出てこなかった。スマホからも同様であった。

はてなブログからはてなスターを非表示にするやり方は、
「ブログの設定画面の、デザインのカスタマイズ、ソーシャルパーツのところにはてなスターを非表示にするボタンがあり、そこを押すだけでOK」

であるということがいくつかのブログや質問サイトなどに書かれていた。該当の設定画面を開いてどんなに探してもそのようなボタンは見当たらなかった。
私が無料ユーザーであることが問題なのかと思ったけれど、どこにも有料の機能とは書いていない。

そして、2,3時間検索などをしまくり奮闘した結果わかったのである。
私の普段使っているPCのブラウザ(firefox)がその表示に非対応なだけだったことに。

以前セキュリティホールが見つかって以来、なるべく使用を避けていたIEで同じ画面を開いたら、あんなに見つからなかったはてなスターの表示/非表示が選択できるボタンがすんなり出現したのである。おかげで一瞬で非表示にすることができた。本当によかった。今度からはこのようなことがあったらブラウザが対応しているかどうかも疑いたいと思う。これでひとつ賢くなった。


☆詳しい非表示のやり方を説明してくださっていたサイトの方々、本当にありがとうございました。(リンク貼りませんが「はてなスター 非表示」などの検索で見つかるサイトの方々)

☆今までスターをつけてくださった方数人には申し訳ないのですが、上記の理由で私には不要な機能でした。すみません。

録音の意欲

この記事で6月は毎日ブログを書くことと、週に1回くらいはなにか演奏したものを録音する(自作の曲でなくてもよくて、アップロードもしないかもしれないが自身の研究のため)ことを目標にかかげてきた。

ブログは一応毎日更新したことになっている。「一応」とか「したことに」とかいうのは、後で読むと名目上は毎日更新した体になっているが、途中でサボって以来数日ごとにまとめて更新したりしているからである。

録音のほうはさっぱりやっていない。6月上旬に右手の中指の爪がこっぴどく欠けて、右手の爪に頼ってギターを演奏する奏法であるため、中指担当の音だけが情けない音になり録音する気にならなかったという事情はある。いまや中指の爪も新しく生えてきて、音も元通りになったが、相変わらず録音はしていない。とても情けない。
何か音楽について毎日ブログを書いて、音楽についてたくさん考えて歌詞を書く意欲の足しになればと思ったのだが、こちらもさっぱりで、歌詞さえ書けば後一押しで完成しそうな曲が2曲あるのにさっぱり進まない。
歌詞を書いたり録音したりする意欲を高める方法を考えなければならない。

録音の意欲といえば、ひとつ気になっているのはサウンドクラウドの再生数がたまにぽつぽつと伸びていることで、最近アップロードもしていないし宣伝もしていないのに不思議でありがたい。ただ、私の場合は弾き語り以外は需要がないらしくギターだけの曲の再生数はぜんぜん伸びない。そこだけ露骨なほど伸びない。
天邪鬼なので、ギターだけのインスト曲をいくつかアップロードしてみるのはちょっといいかもしれないと思った。どれだけひねくれているんだ。どちらにしても録音はがんばってしてみたいと思う。

はてなキーワード

いくつかブログサービスを検討する中で、はてなブログは以前思っていたより見た目も良いし、機能も意外と使いやすいので選んで、無料で使わせていただいている。スマホ用にアプリもあって、最低限のことはできるので出先やPCが固まったときなどはとても助かっている。

しかし、はてなキーワード(これこれ、このリンクの下線のことです、一部のワードに反応して勝手に出てくるのです)、これだけは苦手。この機能を完全に無効にするには有料版にしないといけないらしい。今のところ有料版にする他の決め手がないため、そんなつまらないことのためにお金を使うのも思う壺のようなので今のところ考えていない。

はてなキーワードの下線を表示させないのには裏技があって、単語の間にひそかにスペースを挟むなどすればキーワードとして検知されないのだが、知らない人が見ると間違ってスペースが混ざってしまったか悪趣味な検索よけみたいで、見た目にはよろしくない。このブログを始めて最初のうちはせっせとスペースをはさんではてなキーワードの下線を消していたが、面倒になって最近はやっていない。
この機能を使いこなしている人って本当にいるんだろうか。見た目が嫌いというだけではあるけど本当に余計なお世話な機能だと思うし、いらない。

ライブレポートを書かなくなった理由を考える

たまにはライブレポートを書きたいと思うのだが、もう何年も書いていないので何で書かなくなったのか原因を考えてみることにする。原因をつきとめておかないとたぶん同じような経過ですぐ書かなくなると思うので、自分を省みるためである。

私がインターネット上でライブレポを書いていた時期があるとしたら、それはインターネットもライブも初心者だったころである。今も音楽などの知識が乏しいのは間違いないが、当時は今よりも知識がなく、今よりあったのはおそらく熱意とか体力とかである。その当時書いた文章が残っていたらたぶん読んでもあまり面白くない。なぜなら書いている本人がつまらなくなってやめたからである。つまらない理由を箇条書きすると

・曲について書くうちに、書くことがだんだんなくなる
・演奏の様子を表現しようとするが、語彙の乏しさに悲しくなる
・結局、MCがどうとか、レア曲をやったとかやらないとか、そんな話題ばかり

(注:上記は過去の自分の文章のことだけを思い出して書いており、他の人とは無関係です!)

こんな感じである。
こんなことを書くのは、私の中には私専用のうるさい評論家がいるためで、自分が過去に書いた文章のことだからかなり厳しく評価してしまうという事情がある。もし他の人が上記に一部でも当てはまるようなライブレポを書いてもたいして気にならないし、読めば参考になると思う。それに上記のような内容だとしても、それを貫き通せばいつかは味わい深い感じになるはずである。だが、私は味わいが出る前にやめてしまった。


また、後で考えてライブレポを上げたことを後悔していて、その反動でライブレポなどに慎重になっている原因があった。それは、ネットのリテラシーについてよく考えていなかったことである。
当時はインターネット上にライブレポをアップロードする意味を深く考えていなかった。
つまらない文章だったが特に問題になるようなことも書かなかった(と思う)し、知られたくないプライバシーまでさらけ出したりもしなかったのでよいけれど、今思うと危なっかしかった。
ライブレポを探してわざわざ読む人の多くは熱心なファンであり、そういった人たちに自分の情報を知られるというのも自覚しないといけない問題で、私はそのことに後で気づいた。
狭い世界のライブでは、特にライブ友達を募集していなくてもライブレポをアップロードすることで個人情報を知られる可能性があり、自分が希望しない場合でもいつの間にか皆知り合いという状況になるようなことが十分ありえる。どのライブに行ったか行かなかったかだって積み重ねれば個人情報であり、知り合いを選びたいなら自分の情報は自分で守らないといけない。
そういえば、私の行くようなライブでは聞いたことがない話だが、ライブレポを書くことによってネタバレだといって非難されるような界隈もあるんだとか。怖い。
今は検索の精度が上がったのでファンはもちろん、下手すれば容易に本人からエゴサーチされて読まれてしまう可能性まであり、本当にネットは恐ろしい。

このブログに関して言えば、もともとは音楽活動の広報のためのブログなので、著者についてはむしろ知ってもらうことに意義があるため、そこは問題ない。内容に関しては自分が書かれていやなことは書かない、後日読み返して不快な文章を書かないということを心がければ問題ないのではないかと思う。私は批判とかえらそうなことは書きたくないので、そういう感想しかない場合はそもそもライブレポ自体を書かないと思う。

どちらにしても、ライブレポを行ったライブ全部で書くとかそういうことは性格やリテラシーの問題、内容のクオリティなどさまざまな理由で私には無理だし、ここはそういう趣旨のブログでもないので、書くとしても時々思い出したように書く程度だと思う。

私はとろいので、かなり(下手すれば年単位の)時間がたってから「あのときのあれは、ああだったのか」的に気づくことがあり、ライブに関してもそうなので、ライブが終わった直後はぼーっとして特に何も言いたいことがなかったりする。感想を求められたりしてとっさに言うことがないと気まずいんだけど、とろいので仕方ないとあきらめている。そういう性質の人にとって、感想を全部書くなんてどだい無理な話である。
ライブレポには書かなくてもすばらしかったり強い印象を残したライブというものは何年たっても覚えているもので、セットリストとかはうろ覚えでも、ふとしたきっかけでいろいろなことを思い出し、そのたびに得られるものがある。
私はそういうライブだけをなるべく観賞したいし、自分で演奏する場合そういうライブが究極の目標である。そういったライブはその場にいた人のものであり、他人に見える形のライブレポというのはプロのライターでもない限りおまけでいいのだと思う。今まで細かなことをぐちぐち書いていたが、ライブレポはおまけ。そう思えば好きなときに気軽にかけるような気がしてきた。軽やかな気持ちで今後はがんばりたい。

鮫の卵を見たのは人生初めてだった(at沖縄・美ら海水族館)。

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これがその時の写真。

この卵も常時公開されているわけではなく、ちょうど飼育係の人が出てきて説明をする時間に通りかかり、せっかくなので説明を聞いて、ついでに触ってきたものである。

 驚いたのが、トレイの上に4種類の卵の殻があるわけだが、一番大きいやつ、これが笹にくるまれた笹もちに見た目そっくりだということである。ちょっと草でできた紐で縛って、いくつか吊るしたら普通に笹もちと間違えると思う。触らせてもらったが、外側の手触りは本当に笹もちに似ている。もちろん中には柔らかいおもちは入っていない。卵の内側はつるつるしていて硬いのだった。

この卵の殻は本物で、普段はアルコールにつけて保管しているそうだ。笹もちみたいな卵をはじめ、あまりにも見た目がとっぴなので、本物だといわれるまで笹やプラスチックなどで作った模型だと思って見ていた。

その時、周囲には中国人観光客らしき人々がたくさんいたが飼育員の人が説明しても日本語が通じていなかったと思われ、まさかこれが鮫の卵(しかも本物)だとはわからなかったと思う。かなり損してる。

 

美ら海水族館ジンベイザメがいるだけあって鮫に詳しい水族館で、いままで鮫に対して漠然と思っていた疑問をけっこう解消できた。

その疑問の1つがあんな大型の魚が卵からどうやって生まれてくるのかということである。写真に載せた本物の卵は、笹もちみたいのが手のひらサイズで、これ1個で鮫1匹だそうで、結構大きいと思った。また、おなかの中から(卵胎生や胎生)生まれてくるのもいる。胎盤がある種類までいるそうだ。獰猛で知られるホオジロザメ卵胎生で、おなかの外に出てくるまでに仲間の卵や胎児を共食いして、その競争に勝ったものだけが生まれてくるとか・・・生まれてくる前から獰猛で、筋が通った生き物だと思った。ただ、脳みそは哺乳類のイルカとぜんぜん違って、魚類らしさを感じる。あと、鮫の歯、あれはよくできてる。だめになってもスペアが次々生えてきて頼もしい。

鮫について勉強しようとして水族館に行ったわけではないが、普段意外と(たぶん月に1,2回くらい)鮫のことを考えているような気がするのでとても参考になった。鮫はふつうは人間を食料だと思っておらず人間が鮫にやられて死ぬことはイメージよりぜんぜん少ないそうなので、普通の人は鮫についてそんなに考えなくてもいいと思う。私は動物番組が好きなので、海の動物の番組を見るついでに考えることが多い。

コメント欄

このブログは音楽活動の広報などが主な目的ということになっているが、あまり関係なくなりつつある。まず、宣伝するほどの活動をあまりしていない。私の文章は独特な味があるので気の向くままブログを書いたら宣伝になるといわれたこともあるが、こんな長文かつ悪文のブログを読む人は少ない。実はたくさんの人に読まれる覚悟がまだないので、閲覧があまりないらしい現状には心底安心している。少しずつ慣れて、閲覧数とか関係なく堂々と書けるようになりたい。

コメント欄は最初から閉じている。
今まで戯れにブログや日記サイトなどでほうぼう(飽きるまで数ヶ月とか)書いて遊んだことがあったが、コメント欄がないほうが書いているほうは快適だということに最近気づいた。コメントがあるとうれしいと思うのだが、気が小さいので返信をどうしようか迷ってしまうのである。返信を考えて記事の更新が滞るのは本末転倒だし、返信しなかったり時間がかかったりで逆恨みされるのも私の望むところではない。一言で言えば、私はブログにコメントをいただくような器ではなく、管理する能力がなかったのである。もっと早く気づけばよかった。

たぶん私に向いているのはブログではなく(使ったことがないのでよくわからないけど)昔あったさるさる日記みたいなシンプルなサービスだと思う。そうしたサービスの多くは閉鎖するか、ブログに統合されてしまった。たしかさるさる日記は見た目がやぼったくあまり読む気がおこらなかったような気がするが、昔あった類似の日記サービスの名前が今となっては思い出せない。名前のインパクトって大事。